■妊娠初期症状
「なんだか最近、いつもの身体の調子と違う…もしかして…」と妊娠に気づく人もいます。
でも、妊娠検査薬を使っても、妊娠初期であれば反応がちゃんと出ないこともありますよね。
いきなり産婦人科で診察してもらうのも、正直抵抗がありますよね。
まず産婦人科に行く前に自分自身で「妊娠している」という確証が欲しかったりしませんか?
妊娠すると、妊娠前と違って、心身とも少しずつ変化していきます。
これらの変化を妊娠初期症状といいます。
妊娠初期症状にはどのようなものがあるのでしょうか。
■妊娠初期症状とは?
一般的に「妊娠初期」とされる時期は、妊娠0~15週までをいいます。
ですが、妊娠0週というのは最後の生理開始日から計算しますから、
実際にお腹に赤ちゃんができるのは妊娠3週以降です。
そのため、妊娠初期症状が出るのは、3週以降です。
つまり、ママとなる人が「これって妊娠初期症状かな?」と自覚し始めるのは
妊娠4週以降がほとんどです。
よく、妊娠兆候や妊娠超初期症状といいますが、
妊娠初期症状と基本的には同じ状態を指しています。
妊娠兆候や妊娠超初期症状は、妊娠初期症状よりも短い期間をいうことが多いようです。
妊娠初期症状とは、妊娠することで分泌される妊娠ホルモンによっておきるものです。
hCGという妊娠ホルモンによって、女性の身体は
お腹の中で赤ちゃんを育てることができるようにと、少しずつ変化していきます。
ですが、妊娠前にはないホルモンですから、これが分泌され始めると、
身体がすぐにはついていくことができずに体調を崩してしまうことが多いのです。
■どんな妊娠初期症状があるの?
妊娠初期症状は、人によって大きく違います。
一般的に一番多いのは「つわり」ですが、
つわりも常に胃に食べ物がある状態でないと気持ち悪くなる人や、
ほとんど食べることができなくなる人など様々です。
また、妊娠週によっても初期症状は違います。
☆生理がとまる
妊娠しているんじゃないかと気づくきっかけに多いのが、生理です。
生理不順気味の人の場合、生理で気づくのではなく他の初期症状で気づくこともあります。
☆基礎体温の高温期が続く
毎日基礎体温をつけている人は、高温期が21日以上続いているのを見て
妊娠していることに気づくことがあります。
この場合、身体の変化ははっきりとあるわけではありませんが
、基礎体温のグラフでわかります。
生理前から妊娠しているかどうかの判断がある程度できるのが、この基礎体温のグラフです。
☆内分泌系の初期症状
上でも紹介した生理がとまる・基礎体温の高温期が続くといった症状の他に、
生理に似た出血がある(着床出血)・胸がはる・おりものが変化する、
などの変化がおこります。
内分泌系にあらわれる症状は、妊娠2~3ヶ月目に多くみられます。
☆消化器系にあらわれる初期症状
一般的な初期症状として、吐き気がある・食欲がなくなる・味覚が変わる・胸焼けする・
便秘になる、などがあります。
これらの症状は妊娠3ヶ月目(8~11週)頃にあらわれることが多いようです。
☆骨格系にあらわれる初期症状
妊娠4ヶ月(12~15週)頃になると、骨格系にも症状があらわれます。
徐々にお腹が大きくなり始めるため、背骨が反り返る・足の付け根などの関節が痛い・
腰が痛くなります。
☆自律神経系にあらわれる初期症状
妊娠ホルモンが分泌されると、身体だけでなく精神的にも不安定な状態になりやすくなります。
イライラしたり、ストレスがたまりやすくなったりもします。
また、人によってはこれまでなかったアレルギーが出ることもあります。
■妊娠初期症状があったら…?
これらの妊娠初期症状がいくつか当てはまるようでしたら、妊娠している可能性があります。
できるだけすぐに妊娠しているかどうかを知りたい場合は、
産婦人科で検査してもらうことをオススメします。
妊娠しているかどうかの判断は、産婦人科で
赤ちゃんの心音が確認できないと確定できません。
あまりに早く産婦人科に行っても心音が確認できないことがあるので、気をつけてくださいね。
いきなり産婦人科に行くことに抵抗があるという場合は、
妊娠検査薬を使って検査してみましょう。
妊娠初期症状があらわれる頃には、妊娠検査薬でも結果を見ることができます。
検査薬の結果が陽性であれば、ほぼ妊娠しているといえますから、
産婦人科で検査してもらってください。
■妊娠初期症状にある出血に注意!
妊娠2ヶ月目(4~7週)頃に生理前に似た出血を経験する人もいます。
妊娠初期症状の着床出血なのですが、
人によって量も違うため「生理だ」と勘違いしてしまう人もいます。
着床出血は、通常の生理とは色が薄く量も少なく、出血期間が短いなどの特徴があります。
いつもの生理とちょっと違うな、と思ったら着床出血の可能性があります。
いつも基礎体温をつけている場合は、着床出血があっても高温期が続きます。
着床出血ではなく、切迫流産しているときも出血するときがあります。
妊娠初期は、流産しやすい時期ですから妊娠したとわかっても心配ですよね。
切迫流産とは、流産の危険性がある状態のことをいいます。
切迫流産の場合、胎盤から出血することもありますので、
産婦人科で診察・処置してもらいましょう。
初めての妊娠ならば、ちょっとした妊娠初期症状も
「疲れているからかな」と見逃してしまうこともあります。
普段から、あなた自身の体調を把握して、
妊娠のサインである初期症状を上手に把握できるようにしておきましょう。